僕らのPleasure

男ジャニオタの徒然、愛を語る。

SixTONES Debut single「Imitation Rain」感想〜 SixTONESデビューに寄せて②〜

改めまして、SixTONESデビューおめでとうございます。

 

この記事では記念すべき、1stシングル「Imitation Rain」についてがっつりたくさん語っていきます。カップリング2曲合わせて語っていこうと思いますのでよろしければお付き合いください。

 

1. Imitation Rain

 

ああ、愛しのデビュー曲。X JAPANYOSHIKIさんが楽曲提供という時点で「今までのジャニーズのデビュー曲!?」という感じではあったでしょうし、賛否両論があったんだろうなあというのは感じていますが…

 

この曲、すごいぞ(語彙力のなさ)

 

Hey!Say!JUMPという割とストレート系アイドル担当をやってきた私はこの曲を初めて聞いた時は衝撃でした。いやだってこんなかっこいいデビュー曲久しぶりに聞いたから。KAT-TUN「Real Face」は似た系統かなーと思いつつ、この曲はだいぶ「バラード」だったから新しいなあーって思ったのを覚えています。

 

歌詞解釈に関しては以下のブログさんがとても素敵な解釈をしていたのでぜひこちらの記事をぜひご一読ください。

https://sixgre.hateblo.jp/entry/2020/01/22/161244

 

以下ではYouTubeのMVに沿って感想や思ったことを書いていきます。

 

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まずイントロのピアノが美しい。もうここの時点でYOSHIKIさまっぽい。

最初に6人のバックを映してるのが、後ろの空が青いのがすごくかっこいい。これからの未来が、大きく青い空に広がっているように見える。

 

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ジェシーくん、君はかっこええなあほんとに…ってなりますよね!?

最初の囁くような「Imitation Rain」の言い方、Aメロの伸びやかなロングトーンとブレない音。

 

ここの歌詞の解釈はどうしても上のブログさんのが良すぎて私が言っても感があるしほぼ同意なのでそちらをどうぞ。

ここはジェシーパートであるのがまず意味があるなと思ってて。アメリカとのハーフで発音が綺麗、かつメインボーカル張れる歌唱力を最初に見せつけて曲の世界へ引き込む。そんなパワーのあるパートで、そんな戦略的なこと考えたのかな?とか思っちゃいました。

 

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続いてはメインボーカル2人目、京本大我さまのパートでございます。

 

美しくて、儚い。

 

「Fake dreams 壊れてゆく ガラスの薔薇のように」

言葉の響きがほんとに切なくて、それをしっかりとした高音で表現しているきょもが強い。優勝。

ここまで聞いたら続き気になるよね?俺は最初聞いた時引き込まれましたから()

 

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サビ入りでメンバーパッと切り替わるところの北斗くんが美しかった。

 

「Imitation Rain 時には激しく 心に降り注ぐ」

「Shall we play this game 紅に染まるまで 雨に打たれて」

 

こんな儚いサビをデビュー曲で歌い上げるってすごくないですか?

「紅」というワードを使ってくれているところにYOSHIKIさんのこの曲に込めた想いが詰まっているような気がしてとても好き。

 

で、2番に突入するんですけどYouTube版ではここは入ってませんね。

 

みなさん、ここのMVが見たいならちゃんと初回盤買いましょう!!!!(直球)

 

パート割がエモすぎるんですよ2A。慎太郎メインの下ハモがこーちですよ!?え??ヤバくないですか?

慎太郎の声が甘いんですよ。幸せなの。でちゃんとハモり埋もれてないんです。あー、良い。

ふわっと広がる心地よさ。癖がない、というか合わせやすい髙地くんとたろの声ってこんなに合うんだ…っていうね。

 

でさらっとLalala〜♪って入ってくる京本大我さんが最高ですよねこれ。この後ジェスに入れ替わるのさらっといきすぎだけど結構生でやるの大変じゃない??って思います。

 

2サビを過ぎたと思ったら爆モテじゅったんのラップのお時間ですよ。いや全国民が炎バックで強気なリリックでラップする田中樹みたら引き込まれちゃいません!?

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でここもYouTube版にはないところ。

いきなり調が変わるんですよ。ここも安定のメインボーカル京ジェさまパートなんですけど「Dancing in the rain」の発音がマジでさすがなんです。ここをYouTubeのMVで出さなかったのは上手いなあと思いました。

 

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で、来ました。エモエモゾーン。京本大我さんが頑張るところですね笑

「戻れない時代(とき)を振り返る 流れる時間を止めて」

「My friend いつかはたどり着くよ 夢の世界へ」

ここを高いオクターブで歌ってくれたきょも、この曲におけるMVPだと思います。彼らにとっての戻れない時代っていつなんだろうなー、って綺麗な高音を聴きながら思っちゃう。

でもすぐに前を向き直して夢を目指して進もうとしてるんですよ?あーやべえなこれ。

あと背景が青い空じゃなくてオレンジに染まった空なんですよね。エモーショナルすぎる。

 

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北斗くんがこの曲について「大人になった意味のある曲」と言ってて。すごく納得した。

フルで聞いて、曲の世界観に引き込まれて、これからもきっと攻め続けてくれるんだろうなって思わせてくれるそんな曲だったから。

 

キラキラした曲を歌うあなたたちを見たいという気持ちもあるけど、デビューを新たな形で、「SixTONES」のものにした精神が本当に素敵だと思える。

 

やっぱりこの曲、すげえ。(2回目)

 

2.Telephone

 

Imitation Rainで引き込んだ人たちを自分たちの世界の虜にしちゃうナンバー。

 

SixTONESが今まで大事にしてきた世界観がここにあるゴリゴリのパーティーチューン。

 

もう最初から死ぬほどかっこいいやん。

 

個人的にはたろぴの声がいかにこの曲を彩るかというところについて語りたい。

 

「連れ去っていこう Cuz I need ya」

「君を離しはしない When I see ya」

 

ここの部分の慎太郎さま、爆イケ間違いなしな上になんでこんな甘い声してるんですか…ってなります。中毒性抜群すぎる。

 

で樹くんのラップへ流れていって。

ストップモーションがいいんですよね、パッと消えるのは上手くないと実際できないものですから。

 

でそのあとの京ジェの声がエロティックすぎてえ!?ってなったらサビに入ってるんですよね。

 

 

サビと2Aにある北斗くんパートが良いです。やはり声に色気があるので高音のパートも映えるなあ…

 

この曲に関しては歌だけでもエロティックだからちゃんと実際にダンスも含めてみたいなーというのが強いです。現場行きたい…!!

 

この曲京ジェについては触れませんでしたけど彼らのハモリがだいぶバチバチに決まっていることも追記しておきます。

 

3. NEW WORLD

 

最後に泣かせる、エモすぎるトラックを用意してきたSixTONESくんよ…

 

この曲はまず「SixTONES」というグループの過去を少しでも知っているか、どんな歩みをしてきたのかを知っているかどうかでそのエモさの度合いを変えてきます。

 

知れば知るほど、その後にこの曲を聞いたらほんとに泣けます。

 

知らなければ知らないで、京ジェ以外のメンバーも歌上手いんだ、というSixTONESの振れ幅の広さに触れられる。そんな曲です。

 

歌割も、歌詞も泣かせにかかってくる。なのでこの曲に関しては歌詞や歌割解釈してみようと思います。

 

まずイントロから。

「We gotta go my way(俺らの道を行かなきゃ)」

ってジェシーが歌うところにまずやられる。そうだよね。SixTONESが来た道はこれからも唯一無二なんだよ。

 

いつでも君がいれば 不思議と強くなれた

1人ではないんだって/負けるわけないって

1番Aメロです。これを最年少の慎太郎が歌うんですよ?

まず歌い出しがたろぴってのが彼の声が大好きな私としてはもうエモいなってなったんですけども。いつも元気で明るい彼は、前の記事で書いたように昔からいろんな経験をしてきたからこそ、気遣いの人になった。1人で不安を抱えることも多かったはずで。

 

そんな彼は「このグループでの仕事が楽しかった」とROTで言ってたわけでそれを見た後にこの部分を聴くと、SixTONES森本慎太郎というアイドルにとって大事なもので、守りたいものであることがひしひしと伝わってくる。

 

Aメロ後半メインは北斗くん。

何度でも言うぞ、

松村北斗森本慎太郎の声は最高に魅力的!!

 

「何度も何度も支え合ってきたから 怖くはない」

 

イントロがジェスでしたがここまでソロはほくしんなんですよ。イミレとそういう意味で対になってる。

最初グループと少し距離を置いた人見知りの北斗くんがこの部分を担っている、エモポイントです。

 

Bメロへ。

 

どこにもない一つの物語 君と作りたいんだ

ここにこーちパイセンをぶっ込みますか…センスがいい!!

こーちパイセンについてこの記事で語るの初めてですけど、髙地くんも歌える子なのがこのパート聞くとわかる。

 

透明感に溢れてるんですよね。真っ直ぐすぎて眩しい。

 

たとえ暗闇でも その手を離さないで Go way

きょものソロパートがサビ前まで出てこないのがすごい新しい気がする。NEW WORLDだけに。

 

サビに入ります。

「そこに見える果てのない光へ 手を伸ばして掴み取ったら そう 新しい世界」

Again and again きっといつかは

「Again and again たどり着けるから

夢の先目指せ We got a STONE

この曲がデビューに際してカップリングになった意味を考えちゃうフレーズですよね。

 

長くて先が見えないこともあったトンネルの出口が見えてきた。トンネルから出たところには眩い光が待っていて、そんなイメージ。川端康成が「国境の長いトンネルを越えると、そこは雪国だった」と言っていたような感覚。新しくて、まだ未知で何も見えないそんな世界。

 

で、サビ前と絡めてみると繋がってきます。そんな新しい世界で「SixTONES」は唯一の物語を作りたい、だから手を離さずについてきてね!っていう彼らからのメッセージに思える。

 

ジェシーパートの切ない歌い方もここで涙を誘うポイントです。

 

では続いて2番!

 

いつでも君のことが 本当は羨ましくて

「堪える涙 自信をなくしたり

「輝く君に 負けたくはなくて

 

何度も何度も この悔しさを力に変えていく

「それが僕らの 変わらない 強さなんだ

 

きょもとたろメインで進んでいきます。ここもまあなんというか過去を知れば知るほどきょもとたろが歌う意味を感じてしまう。

 

SixTONESはバカレア組に端を発するグループですが、バカレアが終わった後は、2人と4人に分かれた。きょもと慎太郎はそのとき4人側にいて。

その他の仕事をたくさんして輝くかつてのソウルメイト。

人知れず、たくさんの涙を流していたのかな。

 

でも、負けたくないというのがきょもらしい部分で。努力の人である、京本大我だから説得力を持つパートなんだと思うのです。

慎太郎も「天国と地獄は見た」と言っているくらいにたくさんの悔しさを経験したからこそ言葉に説得力がある。

悔しさを力に変える、ってかっこいいフレーズですよね。

グループになる前からいろんな悔しさを経験してきた彼らは、強い。並大抵のことじゃ折れずに真っ直ぐ駆け上がっていけるよ、って言ってあげたくなった。

 

で続いて2B。

誰でもない 僕らは僕らだ 気付かせてくれた

高め合う仲間と その手を突き上げれば

 

樹くんの歌パートしっかり入れてくれてありがとうございます!!!

もちろんラップが上手だからそこで彼が輝くのは素晴らしいことなんだけど歌えるんです彼も。

 

誰でもない、僕らは僕らの道を行くという彼らの姿勢はいつも目の当たりにしている通りですがちゃんとここでも示してくれる。それをみんなをまとめている樹くんのメロディパートにするのはメッセージ性がありすぎる…

 

あと「高め合う仲間」とジェシーが言ってるのほんとにもう涙ジョバジョバ出てきますよね。

 

2サビはこんな感じ。

 

「そこに見える果てのない旅路へ さぁ踏み出して 切り拓いたら そう 新しい世界」

「Again and again きっといつかは」

「Again and again たどり着けるから」

「夢の先目指せ We got a STONE」

 

ソロは北斗くん。色気と肺活量にビビる。最後のSTONEの伸ばしよく呼吸持つなあーって思いました。

1番と違うフレーズ、「旅路」。さっきのトンネルの例を続けるならより出口に近付いた感じ。時系列が前に進んだ感じを強く感じる。

 

そこからの樹ラップですよ。

 

果てのない Try 進む俺ら限界なんてない」

「バカみたいと言われようとも信じてる」
「I don't know why」

「叶わない夢など俺らにはない Hey」
「全て無駄じゃない 過去も糧に Over the top

 

夢の先を目指す上での決意が眩しい…SixTONESと言うグループを推していく中で自分の心に刻んでおきたいフレーズばかり。

 

続いてCメロ→ラスサビ前。

 

根拠なんてないさ 僕らだけの大きな夢

叶えてみせよう ここに誓うよ」

 

わかった。こーちは真っ直ぐなところが本当に似合うんだわ。純粋ストレートな歌詞が合う。

って2個目のパートを見て思いますね。SixTONESを愛する最年長が真っ直ぐに放つ言葉だから曲解せずに受け取れる。いやパート割った方上手すぎるでしょ。

 

彼らの大きな夢を、叶えるための礎になりたい。そう強く思える真っ直ぐな歌詞。

 

あの日の偶然の出会いから 始まった僕らのストーリー きっと奇跡なんだ

 

バラバラになった6人をまた集めた、太陽みたいなジェシーくんがこんなに真っ直ぐに歌うのはずるい。そしてラスサビにかかる高音のロングトーンが綺麗すぎて。

 

こんなん泣くでしょ。

 

一度離れたのにまた一緒にやれることになったのも、そこから上を目指してデビューすることも、奇跡のカケラたる6人が作り出してくれた奇跡だ。

 

俺はこの部分を聴くとだいたい涙ぐんでしまっています。もし現場に入ってこの曲を生で聞いたらどうなるんだろうなー!!!聴きたいなこの曲のためにチケット代払いたいって思うレベルに好き。

 

 

 

3曲とも違うベクトル上にあってSixTONESがポテンシャルの塊であることがよくわかる、そんな素敵なデビューシングルになっています。

 

SixTONES担だけでなく、いろんな方にこのCDを手に取ってもらえたらいいなあ、とスト担の端くれとして思う。

 

ストに落ちたときの記事で「これからが楽しみだ」って言いましたね。それが確信に変わった、あなたたちが進む世界を全力で応援する決意を決められた、そんな思い出の作品になりました。

 

改めて最後に。SixTONES,ジャニーズJr.卒業、ならびにCDデビューおめでとう!!