「夢」の儚さと、揺れる想いと
今回はもやもやしたからただ単純に字に起こしてある程度気持ちを昇華させようと思ったために書き始めた記事です。
そのためこの注意だけ。
〈注意〉
これはこのブログを執筆している私の個人的な意見と気持ちの揺れ動きを綴ったものです。今年あったナイーブな話題を取り扱いますので該当されるグループの担当の方は特にですが、閲覧は自己判断ということでお願いします。
今は2018年6月。中旬となって、いよいよ一年の半分が過ぎ去ろうとしている頃。
ニュースを振り返ってみると、「ジャニーズ」が騒がれた半年だったというのはみなさんの総意ではないでしょうか。
まずはTOKIO・山口くんの事件。聞いた時私は俄かには信じられなかった。あの兄貴肌のTOKIO、それもZIPという情報番組にレギュラーとして出演する山口くんがそんなことを…??何かの間違いであってほしい。
心の底からそう思いました。
でも本当のことだった。だからこそ、他のTOKIOメンバーが開いたあの謝罪会見は否が応でも記憶に残るものとなってしまった。
漢気溢れる涙を流した松岡くん。リーダーとして対応に追われてコメントをたくさん求められていた城島くん。情報番組で泣いて謝っていた太一くん。最年少だからこそ裏切られた思いが強かっただろう長瀬くん。
愛があるからこそ、突き放すという選択ができる。甘く対応してあげることは誰のためにもならないんだ、ということをTOKIOはあの会見で、世間にそして事務所の後輩にも示したんだと私は思ってました。
そんな中で起きたのがNEWSの小山くんと加藤くんが未成年との飲酒を行なったという事件。
その音声がTwitterに流れた時、私も聞きました。
オーランサークル*1の飲み会か何か??という感想しか持てなかった。35手前の社会人がコールして飲み、って…。芸能人としてというより社会人としていかがなものなのかというところからのお話になります。
「未成年だとは知らなかった」
そうなのかもしれませんし、言い訳なのかもしれません。確かに大学生くらいになるとぱっと見では成人してるかなんてわかりませんし、大学生は今でも普通に未成年飲酒をするものだとは思いますし、実際自分の同級生だってそうです。
しかしです、あなたたちは芸能人です。それに小山くんはこういう週刊誌沙汰初めてじゃないですよね。むしろ「生まれ変わる」って言ってましたよね。
あとevery.での謝罪、あなたの本業は「アイドル」じゃなかったのかな?ととても冷めた目をしてしまったのが事実でした。
さらにその数日後には手越くんまで似たような事案で週刊誌に載ったわけで。
手越くんも正直キャラで許されてる部分があるとはいえ正直常連ですよね。
だからこそ、どうしても自分が推しているグループじゃないけど嫌悪感が出てきてしまう。
この2件によって「ジャニーズ事務所」全体がそういう人たちの集まりだ、という人だって出てきてしまう。
自分の推しているグループのメンバーにそういう事実がない、だなんて言い切れません。でもジャニーズ事務所に所属するタレントは「アイドル」なはずです。
「アイドル」ってなんなんでしょうか。
1 偶像。
2 崇拝される人や物。
3 あこがれの的。熱狂的なファンをもつ人。「アイドル歌手」
goo辞書「アイドル」より
崇拝される人やもの、憧れの的。それを仕事にできるって誰にでもできるわけじゃない。
あなたに恵まれた素敵な要素があったから今そこにいて、「夢」を売って仕事をしている。
でも、あなたが持っていた資質が素晴らしいだけでは成り立たない職業であることを理解しているのでしょうか。
正直これらの事案を見ているとそのことを理解しているとは言い難いと私は思います。
正直、これらのことって他のグループにも起き得る話だと思います。だからこそこれらのことを感じた後に自分が好きなグループを俯瞰してみるべきだと思ったし、そうしたらどうしても自担への不信感が出てきてしまうのが事実なのです。
4月に記事を綴りました。自担に甘々な自分がそこにいた。今までもあの時のスタンスの大半は変わっていません。もちろん、好きです。
プロ意識が欠如しているのは否めない、とか退学した学部に後輩が入ってきて否が応でも比べられるな、とか。
けいとのひとりごと、再開したけどやっぱり詳しくは話してくれないんだ、とか。
「やっと踏ん切りがついた」なら話して欲しかったというのが正直な気持ちです。
私があなたを好きになったのは「夢」を売る中で自分の強みを生かして努力しようとしていたから。でも、好きになったものを嫌いになること、それはその時が来たら一瞬なのかもしれないけど今の僕には自担を嫌いになんかなれない。
「好き」だけどその「好き」の形は昔と違っていて。今のあなたのことは応援したいしこれからもそれは変わらない。でもあなたから「夢」を売ってもらうという要素は薄れてしまったんだと思う。
だからこそ気になる人が増えて、新たな推しから不足した「夢」を買ってるのかな。
そう考えるとすっと納得できた。
推しが増えたからと言って一人一人の優先度が低くなったわけではないし、これからもいろいろなものを見ていきたい。
ただ、「夢」は儚くいつ崩れるものなのかはわからない。覚悟が必要なんだ、という教訓だけ持ってオタクライフを満喫できればいいんだろう。
*1:オールラウンドサークル:つまりいろいろなことをやるサークル。飲み会が激しいサークルが多いという特徴あり